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Another World

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2004.02.14 バレンタイン:虎龍編
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暁「へへっ♪
なんか今日はチョコいっぱい貰っちゃったな♪」


朱桜「……………(ジー)」

一夏「ん?」


一夏「あらあら?
あれはもしかして、本命チョコはいつ出てくるのかと期待している情けない男の子の図かしらぁ?

でも、暁ちゃんのあの様子だと、全然全くさっぱりバレンタインなんか頭になかったと思うのはあたしの気のせいかしらぁ。

あらやだ、とすると彼はとっても虚しい思いをする訳よねぇ
(わざとらしい口調)


……………なんて…本気でチョコ用意してなさそうよね暁ちゃん…(汗)
………どうしようかな…。
ここは敵に塩を送ってやるべきか…」



虎龍「えへへっ…犬井ちゃんのチョコ上げてきたの」

一夏「……………(ま、いっか。今回のところは塩を送ってあげよう)
ねえ、こたちゃん、ちょっと頼みがあるんだけどいいかな?」


虎龍「?
うん、いいけど、なぁに?」







暁「で、話って何かなこたちゃん?」

虎龍「…うん……あのね?
暁ちゃん、今日がバレンタインデーだって知ってる?」

暁「………バレンタイン?
………ああ!それで2人ともチョコくれたのか(パンッと手を叩き)」



虎龍「えと…それでね?
暁ちゃんも朱桜ちゃんにチョコ、あげた方がいいと、こたは思うの」

暁「朱桜に?なんで?」

虎龍「ん〜…だってバレンタインって、好きな男の子にチョコあげる日でしょ?
えとっ…だから……」

暁「あ〜…恋人にあげた方がいい日って事か〜」

虎龍「……って…気がするの(頷き)」

暁「そっか。
うん、分かった。じゃあボクもチョコ買ってくるよ」








虎龍「暁ちゃんにチョコの事話してきたの」

一夏「あ、ご苦労様こたちゃん。
ありがとね。助かったわ。

……………あそこに…どうやら本命チョコが貰えなさそうだと感づいていじけだした奴が居るから…(汗)」



朱桜「………………………(暗)」





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