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2006.09.19 SDの身長を低くする:太股編3



○ カスタムの経過 ○


太股編その2に引き続き、時間が出来たのでポリキャップをそのまま差し込めるように、穴をせまくする為パテ盛りをする事にしました。



今回のパテ盛りはポリキャップに水を付けて行います。
メンタムだとクリームが邪魔してやりにくかったので、たくさん水を付けてパテとポリキャップがつかないように気を付けながら行いました。

ただ、水を使う場合その水で溶けたパテが、水に濡れたパーツを軽く覆ってしまい、乾いた後で後々表面が汚くなるので、カスタム後、パテが固まる前にしっかりパーツを洗う必要があります。



パテ盛り自体は簡単です。

ポリキャップと同じ太さになるようにパテを盛るだけです。
ポリキャップの隙間から爪楊枝でパテを押し込んでみたりいろいろ工夫してパテを盛ります。

その際、ポリキャップが中心に来るようにメジャーで外周が同じくらいの厚みになっているか確認しながら位置決めをしました。



仕上がりは上の写真のような感じです。




また、ポリキャップは短いので、奥まで落ち込んでしまうと二度と取り出せなさそうで恐かったので、上の写真のようにストッパーも付けました。
穴の奥にいびつにまばらに見えるのがストッパーです。
それ以上奥に行かないように、ストッパーが壊れないようにああ見えてかなりしつこく盛っています。

ストッパーを付ける位置はポリキャップが3/5ほど入る深さにしました。

深すぎても嵌り込んでしまった時取り出せなさそうですし、浅すぎると今後削り加工をしないとも限らないのでポリキャップが入らなくなってしまうのではないかと思ったので。



そんな風にカスタムをした結果。


しかし思ったほど切断部の開きは抑えられませんでした。

むしろ『ポリキャップ+シリコンチューブ』の組み合わせの方が開かないくらいでした。

……が。


嬉しい誤算もありました。


ビニールチューブやシリコンチューブと違って、ポリキャップは摩擦力が低くなりました。
パテをピッタリ盛れなかった事もあり、例えばすわりっこのような体勢のまま持ち上げた時、ビニールチューブやシリコンチューブだとその体勢を保持出来たのに比べ、脚が少し落ちてしまう事もあるくらいの摩擦力の無さです。

そんな風に摩擦力が無いお陰で…。

足を動かす時に切断部が開いてしまっても、手を離せばストンと簡単に元に戻るようになりました。
膝頭を持ってぐりぐり押し込むような手間は全くなくなりました。

たとえ切断部が大きく開いてしまっても、手を離せばすぐ元に戻るこのポリキャプ使用の繋ぎ方は個人的にかなりストレスがなくなりました。
全くなくなったと言っても過言ではありません。


そんな訳で……。

いくつかの繋ぎ方を経て来ましたが、ポリキャップ使用による太股パーツ接合を採用する事に決めました。




● まとめ ●


今回はあまり余計な脱線がなかったので再まとめはしませんでした。



使用道具


メジャー
爪楊枝

使用材料

ポリキャップ(旧オプションハンドに付属している物)
ウェーブエポキシパテ軽量タイプ



メリット

切断面が開いても簡単に元に戻る。



デメリット

摩擦による保持力が低下する。

サイズの合うポリキャップがないとこのカスタムは出来ない。



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