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2006.08.03 SDの身長を低くする:腕(手首側)編



○ カスタムの経過 ○


身長を低くするのに腕のカスタムとはこれ如何に。
って感じですが。


身長を低くすると腕だって短くしなくてはなりません。

なぜなら。


背が低くなる→腕はそのまま→腕だけ長く見える→つまりは…猿手!

になってしまうからです。


一応、二の腕側を13少女のロング腕からスタンダード腕へと交換もしていましたが、それでもやっぱりちょっと腕が他のバランスより長く見えます。


と言う事で、交換出来ない手首側の腕を短くしてみる事にしました。







まずはカスタム前のデフォの13少女ロング腕です。






この、手が付く側を削るので、まず削りたいところに印を付けます。

私は1cm程短くしたかったので、それくらいのところに印を付けました。

削る量は自分の腕などを確認しながら、二の腕との長さのバランスを見るといいと思います。
個人的には1cm以上削るとバランスが崩れるような気もします。






次に、印を付けたところの一番高いところまでをおなじみ『大根おろし方式』(旧8番ヘッド短縮の記事内を参照)で削ります。

#100くらいの粗めのサンドペーパーを下に敷き、大根おろしよろしくガシガシ削ればいいだけです。



印の一番高いところまでを削ったら、あとは元と同じラインのようにカーブを付けて削ります。
その時、もう片方の未カスタムの腕のラインを見ながら削ると綺麗なラインが再現出来ます。
左右の腕ではラインが左右対称になっていますので、鏡面状に削るようにします。






外見をデフォと同じように削ったら、次は中を削ります。

未削りの腕と見比べながら、写真のように彫刻刀を駆使して段差を削り出します。

写真のような形で刃を横に当てて削ったり、縦に当てて削ったりします。






仕上がりはこんな感じです。

向かって左がデフォのままの未カスタムの状態。
右が彫刻刀を駆使して削りだした状態です。

結構上手く出来ている。と言うのは自画自賛でしょうけれども(笑)




撮影角度を変えた写真がこちらです。

ちゃんと短くなっています。



この調子で両方の腕を短くしたらカスタム完成です。


組み立てた後の感想としては、動かす時ちょっと手首の動きが硬いような気もしますが、それ程でもないと思っています。


因みに、手首のところをこの後細くなるように削っています。
短くなったぶん手首が太くなってしまったので。



暁は胴を2cm程短くしていますが、今回の腕のカスタムで、
二の腕側をスタンダード腕に変えた事で1cm減、手首側を削った事で1cm減となり、腕の長さがちょうどバランス良くなりました。



普通の服を着せたとき袖がちょっと長めになるのが可愛いかなぁとか思って、腕を短くするカスタムかなり気に入っています。




● まとめ ●


今回は、あんまり余計な脱線がなかったので、再まとめはしませんでした。



使用道具

鉛筆
サンドペーパー#120・#240・#1000
スポンジヤスリ#400〜600
彫刻刀



メリット

猿手が少し解消出来る。



デメリット

二の腕側はカスタムが難しいので、交換出来るスタンダード腕が無いとこのカスタムは出来ない。

腕が短くなるので、ポーズを取らせた時、今までと腕の表現力が変わってしまう。



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